京都府八幡市で作陶する荒賀文成さんの粉引輪花鉢です。荒賀さんの確かな轆轤の技術で成形される器は、独特の美しい気配を感じさせます。気配とは、間合いや奥行き、あるいは呼吸と呼んでもよいのかもしれません。それがあることで、白という色に余韻が生まれてくるのです。まるで野の花の可憐な美しさを器にしたような作品。古いやきものへの憧憬から生まれた日々の器です。
径(φ)15×高さ(h)6.5cm
※うつわについて
ひとつひとつ作家の手で作られているため、同じ表現でも、表情や重さが少しずつ異なります。
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