染付窓絵茶杯　Blue and white porcelain small tea cup

福岡県で作陶されている吉田崇昭さんの染付茶杯です。呉須と呼ばれるコバルトを主成分とする絵具の濃淡のみで丹念に絵付けされています。日本で17世紀頃から作られてきた伝統的な焼きもの「伊万里焼」。伊万里焼には器全体に四季の草花や生き物が描かれているのが特徴のひとつですが、吉田さんはとくに初期の伊万里に思いを馳せ、熱心に研究を重ねてきました。前へ強く出るのではなく、全体にかかるトーン、そして控えめな青色の発色も、天然の素材を使うゆえ。その奥ゆかしさを感じさせます。

径(φ)7.7~8×高さ(h)4.8㎝

※うつわについて
ひとつひとつ作家の手で作られているため、同じ表現でも、表情や重さが少しずつ異なります。また、ご利用のブラウザーやモニターによって実際の色と多少異なることを、あらかじめご了承ください。